兵庫県小野市浄谷町にある真言宗の寺。極楽山と号す。東大寺領であった播磨国大部(おおべ)荘内の破壊状態の古寺を重源(ちょうげん)が1カ所に集めて薬師堂として造り直し,新たに浄土堂などを加えて一寺とした。その時期は1192~94年(建久3~5)頃とされる。以後浄土信仰の霊地として隆盛した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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