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商工会議所(しょうこうかいぎしょ)

商工業者により地域別に組織された経済団体。1927年(昭和2)の商工会議所法により,前身である商業会議所の組織を引き継いだ。法人・個人企業の代表者が議員の選挙権・被選挙権をもつほか,地域の重要産業からも議員が選出される。商工業に関する通報,仲介・斡旋,調停・仲裁,証明・鑑定,統計調査などのほか,建議・答申も行う。全商工会議所の加盟組織として日本商工会議所がある。第2次大戦中は商工経済会法によって府県単位の商工経済会に改組されたが,戦後同法の廃止で任意団体として復活し,50年の商工会議所法,53年の新商工会議所法をへて特殊法人となる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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