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定覚(じょうかく)

生没年不詳。鎌倉前期の仏師。康慶(こうけい)の次男で運慶(うんけい)の弟とされるが確かではない。東大寺南大門金剛力士像吽形(うんぎょう)像の胎内に残された経の奥書に,湛慶(たんけい)とともに大仏師と記されており,この像をはじめ大仏殿四天王像・脇侍(きょうじ)像などの制作に加わった。その功により法橋(ほっきょう)に叙せられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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