第2次大戦直後に占領軍と日本政府との連絡業務にあたった外務省の外局。占領軍の要求により1945年(昭和20)8月26日設置。中央事務局のほか進駐地に地方事務局がおかれた。時代が下るにつれて関係省庁がそれぞれ占領軍と連絡をとるようになり,重要度は低下した。48年2月1日総理庁外局の連絡調整事務局,49年6月1日外務省連絡局と変遷し,講和条約発効の52年4月最終的に業務は廃止された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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