清水トンネル(しみずトンネル)
上越線土樽(つちたる)―土合(どあい)間の全長9702mの鉄道トンネル。1922年(大正11)8月から導坑掘削が開始され,31年(昭和6)3月に完成。この開通によって同年9月上越線が全通し,長野経由で11時間6分であった上野―新潟間の所要時間は7時間10分に短縮された。62年に北陸トンネルが開通するまで日本最長の鉄道トンネル。67年には湯檜曾(ゆびそ)―土樽間に全長1万3500mの新清水トンネル,82年には全長2万2221mの上越新幹線大清水トンネルが開通した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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