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島津貴久(しまづたかひさ)

生没 1514.5.5~71.6.23 戦国期の薩摩国の武将。幼名虎寿丸。又三郎。三郎左衛門尉・修理大夫・陸奥守。法名伯囿(はくゆう)。島津氏庶流相州家忠良の嫡子。本宗家島津勝久の養子となり,1527年(大永7)4月,守護職を継承。しかし島津実久・勝久をはじめこれを承認しない勢力の圧力で守護職を奪われる。その後の抗争をへて,35年(天文4)に勝久を追放。39年の紫原合戦で実久を破り,天文末年頃には薩隅日3カ国の諸領主から,その地位を認められた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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