1. 用語
  2. 日本史 -し-
  3. 島地黙雷(しまじもくらい)

島地黙雷(しまじもくらい)

生没 1838.2.15~1911.2.3 幕末~明治期の宗教家。幼名謙致。浄土真宗本願寺派の僧侶。周防国の僧侶の子。養家を出奔して肥後・安芸両国で学び,帰藩後は大洲鉄然(おおずてつねん)らの宗風改革運動に加わる。明治初期に上洛し,宗門改革に参加。廃仏毀釈に抵抗し,寺院寮や教部省の開設運動に奔走。渡欧後に信教の自由を訴え,真宗の大教院分離運動を推進,政府の国民教化政策を瓦解させた。のち各地への布教活動に邁進。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう