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柴野栗山(しばのりつざん)

生没 1736~1807.12.1 江戸後期の朱子学派の儒者。名は邦彦,字は彦輔。讃岐国生れ。高松藩儒の後藤芝山(しざん)に学んだのち,江戸の昌平黌(しょうへいこう)で修学。1767年(明和4)阿波国徳島藩に儒官として仕える。88年(天明8)松平定信に招かれ幕府に登用され,岡田寒泉とともに聖堂改革,寛政異学の禁など幕府の学政の中枢を担った。寛政の三博士の1人。著書「栗山文集」「栗山堂詩集」「資治概言」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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