品川弥二郎(しながわやじろう)
生没 1843.閏9.29~1900.2.26 幕末期の萩藩士,明治期の藩閥政治家。松下村塾に学び尊王攘夷運動に従事,第2次長州戦争では御楯隊参謀として軍功をあげ,薩長連合締結にも連絡役を務めた。維新後,内務少輔・農商務大輔・ドイツ公使などを歴任。1891年(明治24)第1次松方内閣の内相,翌年第2回総選挙の選挙干渉責任問題で辞任。同年夏に国民協会を結成したが,第2次伊藤内閣と対立して不振に終わった。子爵。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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