明治政府の殖産興業政策により設立された官営ガラス工場。1876年(明治9)丹羽正庸が創設した日本初の洋式ガラス工場である興業社を工部省が買収し,イギリス人技師の指導によりガラス製造の模範工場とした。77年に製造を開始,同年の官制改正のため品川工作分局と改称されたが,83年に品川硝子製造所に戻る。85年に西村勝三らに払い下げられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう