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蔀(しとみ)

蔀戸とも。建具の一つで,薄い板の両面に格子を組んだ戸。長押(なげし)から釣って水平にはねあげて開く。「し」は風雨,「とみ」は止の意という。風雨や日光をさえぎる意味であろう。はじめは一つの柱間(はしらま)に1枚の蔀を入れたが,重くて開閉に難儀するため上下2枚にわけ,上半分だけをあげて釣る半蔀(はじとみ)とした。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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