明治中期,勤労青少年に小学校教育の補習と簡易な実業教育を施すことを目的として設立された学校。1893年(明治26)の実業補習学校規定にもとづく。修業年限3年以内で,日曜・夜間・季節を限っての教育も認めたことから急速に普及。大正中期以降は職業教育に加え公民教育も重視された。青年訓練所との関係が問題となり,1935年(昭和10)青年訓練所と統合して青年学校となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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