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史跡(しせき)

広義には遺跡をさす。狭義には文化財保護法により,日本の歴史の理解に欠くことができず,かつ学術的な価値が高い遺跡として文部大臣が指定したものをいい,史跡と特別史跡がある。集落・古墳・官衙・寺社・教育施設・産業・交通・土木・旧宅など多岐にわたるが,それらの具体的な分類は,1951年(昭和26)に文化財保護委員会が告示した「特別史跡名勝天然記念物及び史跡名勝天然記念物指定基準」による。2015年(平成27)3月現在で,国特別史跡は61件,国史跡は1733件。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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