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色丹島(しこたんとう)

北海道東部の根室半島の納沙布(のさっぷ)岬東方約60kmにある島。北方に国後(くなしり)島,西方に歯舞(はぼまい)群島を望む。地名はアイヌ語シ・コタン(大きい村)による。面積250平方キロメートル。最高峰は斜古丹(しゃこたん)山の413m。全体は標高200~300mの丘陵地で,海食崖が発達するが,斜古丹湾,穴澗(あなま)湾などの良好な入江も知られる。漁業で発展し,タラ,コンブを主産物とする。第2次大戦後はソ連(現,ロシア)の施政下にある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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