志賀潔(しがきよし)
生没 1870.12.18~1957.1.25 明治~昭和期の細菌学者。宮城県出身。東大卒。伝染病研究所に入り,北里柴三郎から細菌学を学んだ。1897年(明治30)27歳の若さで赤痢菌を発見して世界的な名声を得た。1901年フランクフルトの実験治療研究所のエールリッヒに師事し,04年に「トリパノゾーマ病の化学療法」を発表した。最初の化学療法剤として知られている。29年(昭和4)京城帝国大学総長に就任。44年文化勲章受章。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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