紫衣事件(しえじけん...
江戸前期,幕府の宗教統制に抵抗した京都の禅僧が配流された事件。1613年(慶長18)の勅許紫衣法度以来,幕...
叱(しかり)
江戸幕府の刑罰の一つ。白洲によび出し,その罪を叱責するもの。急度叱(きっとしかり)と叱の2種があり,叱はそ...
職田(しきでん)
大宝田令に規定された,特定の官職に在任するものに対して支給される田。養老田令では職分田(しきぶんでん)と改...
地下連歌(じげれんが...
公家社会の堂上(どうじょう)連歌に対し,一般人の間で行われた連歌。鎌倉時代に堂上で百韻形式の連歌が成立する...
四職(ししき)
⇒三管領・四職(さんかんれい・ししき) (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
私小説(ししょうせつ...
「わたくししょうせつ」とも。主人公兼語り手が作者自身で,語られる内容も作者の実体験の再現であると,作者・読...
史跡(しせき)
広義には遺跡をさす。狭義には文化財保護法により,日本の歴史の理解に欠くことができず,かつ学術的な価値が高い...
下地中分(したじちゅ...
鎌倉~南北朝期に荘園領主と地頭の間でかわされた所領相論の解決方法の一つ。地頭の荘園年貢抑留の問題は,地頭職...
仕丁(しちょう)
「つかえのよほろ」とも。律令制の労役の一つ。令制では,50戸(里(り))ごとに成年男子2人を徴発して中央官...
湿田(しつでん)
排水が悪いために稲の作付期間以外にも湛水状態となる田地。田地はその水分状態によって乾田・半湿田・湿田にわけ...