日本史 -し-

支石墓(しせきぼ)

縄文晩期～弥生中期の九州北部の墓制の一つ。東アジアの支石墓(ドルメン)は中国東北地区南部や朝鮮半島に分布す...

質(しち)

貸借契約などの契約の保証物件。古代の令の規定では，返済が滞ると質物を売却し，代価から元利分だけを債権者がと...

慈鎮(じちん)

⇒慈円(じえん) (山川 日本史小辞典（改訂新版）, 2016年, 山川出版社)

十返舎一九(じっぺんしゃいっく)

生没 1765～1831.8.7 江戸後期の戯作者。本名は重田貞一。駿河国府中生れ。近松余七の名で大坂で浄...

祠堂銭(しどうせん)

死者の供養や祠堂修復などの名目で寺に寄進された銭で，寺院金融の資金として利用された。その蓄積・貸付は禅宗寺...

神人(じにん)

「じんにん」とも。神社に雑役を奉仕する下級の神職。本来，神社に属する社司をさしたが，平安時代以降，荘園体制...

支払猶予令(しはらいゆうよれい)

モラトリアムとも。信用不安の突発に際し，政府が預金などの債務支払いを一定期間猶予させる命令。世界的にはアメ...

Philipp Franz Jonkheer Balthasar von S...

生没 1796.2.17～1866.10.18 ドイツ人医師・博物学者。ビュルツブルク出身。1823年(文...

島津久光(しまづひさみつ)

生没 1817.10.24～87.12.6 幕末期の薩摩国鹿児島藩主忠義の実父。父は斉興。1858年(安政...

下肥(しもごえ)

人間の糞尿を肥料としたもの。中世には，山城国・河内国などで蔬菜栽培に使用されたようである。近世以降も都市近...