食封(じきふ)
「へひと」とも。封とも。律令制下の給与制度。皇族や貴族層に,封戸(ふこ)をあてて調・庸の全額,租の半分(7...
地獄草紙(じごくぞう...
前世の罪科によって地獄におちた人々がうける責苦のさまを,経典にもとづいて表した絵巻。12世紀後半の制作。わ...
寺社伝奏(じしゃてん...
諸寺社からの訴訟をはじめとする申し立てを天皇・上皇に伝える公家の役職。伝奏は平安末期から朝廷におかれ,天皇...
資人(しじん)
「とねり」とも。古代,貴族に対して位階・官職に応じて支給される従者。本主に近侍して雑務に従った。令制では,...
自然主義(しぜんしゅ...
19世紀後半のフランスを中心におこった文芸思潮。写実主義の延長線上にあって理想を排して現実をありのままに描...
七卿落ち(しちきょう...
1863年(文久3)の8月18日の政変により,朝廷内の尊攘派公卿が追放された事件。朝廷内を主導した尊攘派の...
実業学校(じつぎょう...
実業に従事する者のための第2次大戦前の教育機関。初等程度の実業補習学校,中等程度の実業学校,専門学校程度の...
次丁(じてい)
律令制下,正規の課役負担者(丁)である正丁(せいてい)に次ぐもの。正丁の約半分の課役を負担する男子をいい,...
私徳政(しとくせい)
中世に,徳政と号して蜂起した土一揆が,売買物や質物を力ずくで取り戻し,徳政を実現すること。幕府や朝廷などの...
地主手作(じぬしてづ...
近世の農村において,地主が年季奉公人を使って耕作する農業経営形態のこと。それまで労働力の主体であった譜代下...