讖緯説(しんいせつ)
中国で発生した神秘思想。讖とは未来予言,緯とは横糸の意で,儒教経典の経を縦糸という意に解して経の背後にある...
宸記(しんき)
御記(ぎょき)・御日記とも。天皇の日記。平安中期の宇多天皇以後,江戸末期の孝明天皇に至るまで37代が確認さ...
新古今調(しんこきん...
新古今的表現とも。万葉調・古今調と並んで和歌史に確立された3大表現様式の一つ。「新古今集」には「万葉集」以...
進止(しんし)
「しんじ」とも。前近代社会において,土地・人間・財産などを支配すること。進退(しんたい)もほぼ同義。古代に...
新人会(しんじんかい...
東京帝国大学学生による学生運動団体。1918年(大正7)12月上旬,法科大学生の赤松克麿(かつまろ)・宮崎...
神仙思想(しんせんし...
中国で発生し,とくに道教において重視された思想。養生摂生によって宇宙の根源(道)と一体となって不老長生を実...
新田検地(しんでんけ...
江戸初期に実施された総検地後に開発された新田を対象とする検地。その新田に鍬下(くわした)年季がある場合は,...
陣定(じんのさだめ)
仗議(儀)・陣議(儀)とも。平安時代に公卿が陣座で行った国政会議。まずある議事について定め申せとの勅をうけ...
新補地頭(しんぽじと...
承久の乱(1221)後に任じられた地頭。乱後,鎌倉幕府は京方から3000余カ所の所領を没収,そこに新たに地...
信用組合(しんようく...
非営利の下級金融機関。明治20年代に内務省の品川弥二郎・平田東助がドイツから導入を試み,1900年(明治3...