大分県日出(ひじ)町にある旧石器・縄文早期の遺跡。別府湾を望む海岸段丘上にある。九州の縄文早期の早水台式土器の標式遺跡。押型文土器編年の基礎資料となった。下層からナイフ形石器などの後期旧石器の遺物のほか,石英脈岩や石英粗面岩製の握槌や石核とされるものが出土し,前期旧石器研究の端緒となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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