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宗貞盛(そうさだもり)

生没 ?~1452.6.22 室町中期の武将。対馬国守護。幼名都都熊丸。彦六。右馬・刑部少輔。1418年(応永25)父貞茂の死により若年で家督相続。翌年,倭寇撲滅を目的とする朝鮮側の対馬攻撃,応永の外寇をうけた。その後の外交交渉で26年,朝鮮への渡航者に対馬島主発行の許可証を保持させる文引(ぶんいん)制度を提案して成立させ,対朝鮮交易の統制権を利用して島内支配を強化した。しかし,九州では大内軍に大敗し,同地での所領を失った。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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