生没 ?~1539? 戦国期の連歌・俳諧作者。本名・出自などは諸説ある。もと足利家家臣。主君の死で出家し,摂津国尼崎または山城国薪村に隠棲,のち淀川河畔の山崎に庵を結び山崎宗鑑とよばれた。宗長(そうちょう)や荒木田守武(もりたけ)との交流が知られる。連歌作品の伝存はわずかだが,最初期の俳諧撰集「犬筑波集」を編集し,その卑俗奔放な句風は,江戸初期の談林俳諧に影響を与えた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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