フランコらスペイン軍部の右翼勢力による人民戦線政府に対する武装反乱(1936年7月~39年3月)。当初の短期決戦の見通しが崩れ,長期的な内戦へと発展した。ナチス・ドイツやファシスト・イタリアが反乱派を,ソ連や国際的人民戦線勢力が政府側を支援したため,著しく国際的・イデオロギー的な性格をもつ内乱となったが,マドリード陥落により反乱派が勝利。その後フランコ政府は独・伊の圧力のもとで防共協定に加入した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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