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断夫山古墳(だんぷさんこふん)

名古屋市熱田区の台地上にある,東海地方最大の古墳後期の前方後円墳。周囲の古墳とともに熱田古墳群中に含まれる。墳長151m。前方部が著しく発達した形態をもち,後円部径80m・高さ13mに対し,前方部幅116m・高さ16m。墳丘は三段築成とされ,かつては葺石(ふきいし)が露出していた。西側くびれ部に造出しをもつ。須恵質と土師(はじ)質の円筒埴輪を出土,前者は千種区東山古窯産とされる。埋葬主体は不明。国史跡。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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