サンスクリットのダーナの音訳で,施し・布施を意味する。施主の意から転じて,寺院や僧侶に寄進する後援者を意味する檀越(だんおつ)・檀家と同義に用いられるようになった。寄進をうける寺を檀那寺という。保護者や恩恵を与える者の意から,夫や主人に対する敬称に転じ旦那とも書いた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう