種子島時尭(たねがしまときたか)
生没 1528.2.10~79.10.2 戦国期の大隅国種子島領主。父は恵時,母は島津忠興の女。犬楠丸・直時。弾正忠・左近将監。法名可釣。漂着船から日本ではじめての鉄砲を入手したことで有名。1542年(天文11)父と対立するが,島津貴久の調停により和睦。60年(永禄3)子時次に家督を譲るが,62年その死により家督に復した。島津貴久・同義久の2代にわたって仕える。後室は島津貴久の姉だが,のち別離。女は島津義久の後室。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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