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伊達政宗(だてまさむね)

生没 1567.8.3~1636.5.24 織豊期~江戸前期の武将・大名。初代仙台藩主。出羽国米沢城(現,山形県米沢市)城主伊達輝宗の長男。藤次郎。美作守,越前守,陸奥守,参議,権中納言。1585年(天正13)輝宗を二本松城主畠山義継のために失ったあと,翌年畠山氏を滅亡させ,89年には会津の蘆名氏を滅ぼし,東北南部に勢力を誇った。90年小田原攻めに参陣し豊臣秀吉に臣従したが,会津・岩瀬・安積の各郡を没収される。葛西・大崎一揆の鎮圧後,91年米沢から陸奥国玉造郡岩出山(現,宮城県大崎市岩出山)に移った。関ケ原の戦では徳川方につき,上杉景勝を攻めた。1603年(慶長8)仙台城に移って城下町を建設し,仙台藩62万石の基礎を築いた。支倉(はせくら)常長をローマ教皇のもとに遣欧使節として派遣したことでも知られる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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