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橘成季(たちばなのなりすえ)

生没年不詳。「古今著聞集」の編著者。橘則光の玄孫清則の子。光季の養子。九条道家の近習。競馬をよくし,詩文や管弦図画を好み,藤原孝時から琵琶の伝授をえたが,のちに破門された。1254年(建長6)成立の「古今著聞集」では序文で「散木士」,跋文で「朝散大夫」と自称。「文机段」によれば,没年は72年(文永9)以前。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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