橘曙覧(たちばなあけみ)
生没 1812.5.-~68.8.28 江戸後期の歌人。父は越前国福井の紙商五郎右衛門。姓は正玄(しょうげん)。橘諸兄の39世の子孫にあたることから橘と改姓。初名茂時(しげとき)・尚事(なおこと)。通称は五三郎。号は志濃夫廼舎(しのぶのや)・黄金舎・藁屋(わらのや)・賜松館・忍屋など。田中大秀(おおひで)に師事して和歌・国学を学び,国粋思想を信奉した。中島広足・大田垣蓮月らとの交流が知られる。法号白雲嶺上埋剣居士。家集「志濃夫廼舎歌集」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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