生没 1909.6.19~48.6.13 昭和期の小説家。本名津島修治。青森県出身。生家は津軽地方屈指の素封家,父は貴族院議員。東大中退。処女短編集「晩年」が好評を博し文壇に登場。麻薬中毒,4回の自殺未遂などをへて,第2次大戦後の「斜陽」で流行作家になるが,「人間失格」執筆後入水自殺を遂げる。ほかに敗戦前の「富嶽百景」「走れメロス」「津軽」が代表作。「決定版太宰治全集」全13巻。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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