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建部賢弘(たけべかたひろ)

生没 1664.6.-~1739.7.20 江戸中期の数学家。徳川氏の右筆直恒の三男。通称彦次郎,号は不休。兄の賢雄・賢明(かたあきら)とともに関孝和に弟子入りした。1683年(天和3)若くして「研幾(けんき)算法」を出版し,以後関の著書の解説書「発微算法演段諺解(げんかい)」,中国の数学書の解説書「算学啓蒙諺解大成」を刊行。また関や賢明とともに数学の集大成「大成算経」を著す。6~8代の将軍に仕え,徳川吉宗の信頼が厚く,天文・暦の顧問として活躍。「日本総図」の責任者。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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