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高山右近(たかやまうこん)

生没 1552~1615.2.5 織豊期の武将。図書の長男。名は友祥(ともなが)・長房,通称は右近・右近允。利休七哲の1人で南坊等白の号があり,キリシタン大名として著名。洗礼名ジュスト。1573年(天正元)摂津国高槻城主となり,78年荒木村重の乱で織田信長にそむいたが,オルガンティーノの勧告で降り,高槻4万石を安堵。信長の死後は豊臣秀吉に仕え,85年播磨国明石城主6万石。87年6月のバテレン追放令で改易。その後小西行長や前田利家・同利長らの保護をうけ,小田原攻めや関ケ原の戦に参陣。1614年(慶長19)禁教令によりマニラへ追放。翌年同地で病没。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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