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高島炭鉱(たかしまたんこう)

日本最初の洋式炭鉱。高島は長崎港外の小島。伝承では宝永年間(1704~11)に石炭を発見。1868年(明治元)佐賀藩・グラバー商会の合弁企業が成立,69年蒸気機械を導入して石炭採掘を開始した。74年鉱業本国人主義の立場から官営化,後藤象二郎への払下げをへて,81年三菱が買収,優良炭産出で発展。第2次大戦後はおもにコークス用として利用され,1986年(昭和61)11月閉山。三菱買収後の累計出炭は3984万トン,最大は1965年度の127万トン。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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