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鷹狩(たかがり)

放鷹(ほうよう)・鷹野(たかの)とも。飼養した鷹を用いて鳥獣を捕らえる狩猟の一形態。使用する猛禽類を総称して鷹といい,実際にはオオタカ・ツミ・クマワシ・ハヤブサなどが用いられた。起源は明らかではないが,5世紀頃には広く普及し天皇の大権と結びついた。以後,為政者の特権として位置づけられ,武家社会のもとでも盛んに行われた。とくに近世には盛んで,幕府や藩では制度化され,鷹場を設置して遊楽の一つとして重視した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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