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内裏式(だいりしき)

平安前期に編纂された日本最初の勅撰の儀式書。3巻。821年(弘仁12)右大臣藤原冬嗣(ふゆつぐ)らによって撰上された。833年(天長10)右大臣清原夏野らによって補訂が行われ,その後も割注など加筆された部分がある。上・中・下巻からなり,年中・臨時の行事を含むが,もとは現在より行事数が多かったと推定される。「新訂増補故実叢書」「神道大系」「群書類従」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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