平宗盛(たいらのむねもり)
生没 1147~85.6.21 平安末期の武将。清盛の三男。母は平時子。屋島内府と称する。1157年(保元2)従五位下。59年(平治元)平治の乱の功により遠江守。その後も順調に昇進し,従一位内大臣。異母兄重盛の死後,清盛の嫡子となり,清盛の死ののち一門を統率した。83年(寿永2)西走して屋島まで勢力を回復したが,一の谷・屋島の戦で敗北。85年(文治元)壇ノ浦で捕らえられ,鎌倉に護送されて源頼朝と対面した。京都に送られる途中,近江国篠原(現,滋賀県野洲市)で斬殺された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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