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平高望(たいらのたかもち)

生没年不詳。平安前期の官人。父は桓武天皇皇子葛原(かずらわら)親王の子高見王。高望流桓武平氏の祖。子に国香(くにか)・良持・良兼・良文らがいる。889年(寛平元)頃平朝臣(あそん)となり,上総介として下向した東国にそのまま土着したという。子孫は関東各地に広がり,坂東八平氏と称された。中央に進出して武士の棟梁となる者もあり,平清盛もこの系統からでた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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