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大日本古文書(だいにほんこもんじょ)

東京大学史料編纂所が編修・刊行している古文書集。編年文書・家分け文書・幕末外国関係文書の3種がある。編年文書は1901年(明治34)から40年(昭和15)の間に正倉院文書を中心とする奈良時代の古文書集25冊が刊行されている。1904年に「高野山文書」から刊行された家分け文書は,古代・中世を中心とした古文書を所蔵者別に収録したもので,「大日本古文書」の中心をなし,2015年(平成27)3月現在,既刊144冊。1853年(嘉永6)6月以降の外交関係文書を編年順に編纂した幕末外国関係文書は,1910年に第1巻が刊行され,既刊60冊におよんでいる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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