大日本古記録(だいにほんこきろく)
東京大学史料編纂所が編纂刊行している史料集。各時代・各階層の主要な日記を,原本もしくは最良の写本を底本に用い,厳密な校訂を加え注や標出を付して翻刻する。各記録には伝来・諸本などについてのべた解題,記主の年譜・略系,索引などを付す。1952年(昭和27)刊行開始,2015年(平成27)3月現在,既刊133冊。収載書目(一部続刊中)は,「貞信公記」「九暦」「小右記(しょうゆうき)」「御堂関白記」「後二条師通記」「中右記」「殿暦」「愚昧記」「猪隈関白記」「岡屋関白記」「民経記」「深心院関白記」「実躬卿記」「続深心院関白記」「後愚昧記」「建内記」「薩戒記」「碧山日録」「臥雲日件録抜尤」「蔗軒日録」「二水記」「後法成寺関白記」「上井覚兼日記」「言経卿記」「梅津政景日記」「新井白石日記」「斎藤月岑日記」「江木鰐水日記」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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