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大正琴(たいしょうごと)

大正初期,名古屋の月琴奏者の森田伍郎(芸名川口仁三郎)が創案した弦楽器。二弦琴にピアノの鍵盤装置を応用した構造。長さ約60cm,幅約12~15cm。タイプライター状のキーを左指でおさえ,右手にもった爪で撥弦する。のちに3~9弦のものも作られ,現在に広く普及するのは五弦。インドをはじめアジア各地に輸出された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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