博士・大博士とも。大学寮の教官。明経道(みょうぎょうどう)の筆頭教官であることから明経博士とも称した。定員は1人で,相当位階は正六位下。大学寮の学生(がくしょう)に経学(けいがく)を教授し,教授内容についての試験を行うこと(課試(かし))を職掌とした。平安中期以降は中原・清原両氏が世襲した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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