濃絵(だみえ)
金碧(きんぺき)濃彩画のこと。おもに近世障壁画において用いられる。彩色することを古語で「彩(た)む」という...
短歌(たんか)
和歌の歌体の一つ。長歌に対する語。形式は五七五七七音の5句体,三十一音になるところから,みそひと文字ともい...
単独相続(たんどくそ...
家の財産を一子が独占的に相続すること。鎌倉時代の武家の慣習では所領は庶子に分割相続されていたが,室町時代以...
大学校(だいがくこう...
明治初年の教育・行政機関。1868年(明治元)旧幕府の昌平坂(しょうへいざか)学問所を新政府が接収し,8月...
代官見立新田(だいか...
江戸時代,幕府代官が新田開発可能地をみいだし,その主導で開発された新田。積極的に奨励されたのは享保期で,1...
大極殿(だいごくでん...
太極殿(たいきょくでん)・前殿(ぜんでん)・大殿とも。宮城内に造られた中核的殿舎。日常の朝政のほか,天皇の...
大乗院日記目録(だい...
戦国期の興福寺大乗院門跡尋尊(じんそん)が,大乗院に伝わる歴代の日記・記録類と,みずからの日記や記録類をも...
大人(たいじん)
「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」にみえる支配者階層を表すと思われる語。同書には大人と下戸(げこ)という二つ...
代銭納(だいせんのう...
中世の荘園などで,年貢・公事(くじ)を現物のかわりに銭で納入すること。定められた品目にかえて別の物を納入す...
大日如来(だいにちに...
サンスクリットのマハーバイローチャナ(摩訶毘盧遮那(まかびるしゃな))の訳。光明遍照(こうみょうへんじょう...