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出開帳(でかいちょう)

寺社が秘蔵している仏像・霊宝などを一定期間,境内から他所に出張して公開すること。寺社でなされる居開帳(いかいちょう)の対。近世以降盛んになり,とくに信濃善光寺の阿弥陀如来,成田山新勝寺の不動明王などの江戸出開帳は,庶民の行楽として隆盛をきわめた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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