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帝国美術院(ていこくびじゅついん)

大正・昭和初期の美術の諮問機関。1919年(大正8)帝国美術院規程によって設置された。文部大臣の管轄のもと,美術に関する諮問・建議を行い,官設の美術展覧会である帝国美術院展覧会(帝展)を主催した。院長1人,会員15人で組織され,はじめ日本画・洋画・彫刻の3部だったが,27年(昭和2)美術工芸部門が加えられた。会員数も30年段階で30人まで増加。37年の改組によって帝国芸術院となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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