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屯田兵(とんでんへい)

北辺防備と開拓をかねて北海道で実施された土着兵制度。1873年(明治6)12月開拓次官黒田清隆の建白により決定。75年8月最初の屯田兵村が札幌郊外の琴似(ことに)に設置され,宮城・青森・酒田各県および北海道の士族,198戸965人が入植した。90年応募資格を士族から平民に拡大した。1900年募集中止,04年9月屯田兵条例が廃止されるまで,25年間に入植した屯田兵村は37カ村,兵数7337戸,開墾実績2万382町歩であった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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