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曇徴(どんちょう)

生没年不詳。7世紀の高句麗からの渡来僧。610年(推古18)高句麗王から貢上されて法定(ほうじょう)とともに来朝。五経に詳しく,よく彩色(絵具)・紙墨を作り,また碾磑(みずうす)(水力を利用した臼)も造ったという。「聖徳太子伝暦」によると,聖徳太子は曇徴を斑鳩宮(いかるがのみや)に招き,ついで法隆寺に止住させたという。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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