ニクソン・ショックとも。1971年(昭和46)8月15日ニクソン米大統領が発表した金交換の停止,輸入課徴金賦課などのドル防衛政策が日本経済に与えた一大衝撃。新政策は円の対ドル為替レートの切上げを迫り,1ドル=360円で採算を立ててきた日本産業には大打撃が予想され,ドル売り・円買いの投機が激発して,為替市場は大混乱におちいった。同年末スミソニアン体制で1ドル=308円に切り上げられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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