神社で神域・境内などの神聖な区域を示す建造物。社頭・参道などにたてられることが多い。起源については日本固有説,中国・インド起源説など諸説ある。古くは門の一種とされた。鳥居の呼称が記録にみえるのは10世紀で,「鳥の居る所」が語源とされる。2本の柱の上部をほぼ水平に2本の横木が走るのが基本的な形態であり,神明鳥居をはじめ多くの種類に分類される。材質も木・石・金属など多様。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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