スペイン人司祭ドミンゴにより1216年設立されたカトリック修道会。日本では1602年(慶長7)薩摩での活動を皮切りに,肥前・京都・大坂へ宣教を拡大した。その後江戸幕府によるキリシタン禁制政策が本格化したが,会士7人が日本に残留し,弾圧下のキリシタン組織として各所でロザリオの組を組織指導した。多くの殉教者を出しながらも37年(寛永14)まで活動が続いた。1904年(明治37)布教再開。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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