日本海軍が太平洋戦争で使用した魚雷発射管2門をもつ2人乗り小型潜水艇。もとは洋上の艦隊決戦で水上の母艦から投下されて発進,敵艦隊を襲撃しようとした秘密兵器。開戦が近づくと搭乗員たちは潜水艦に搭載して敵港湾を奇襲するよう主張し,真珠湾攻撃に5隻が使用された。その後1942年(昭和17)5月にシドニーで3隻,ディエゴスワレスで2隻,43年10~12月にガダルカナル島ルンガ泊地で8隻が使用された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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